ブロックメイズ(トケタ?別冊2)で遊ぼう

2020年2月6日

パズルと謎

t f B! P L

紙と鉛筆で解くパズル本、『ブロックメイズ』に取り組みます。

ひとつ前の記事と同じく、『トケタ?』シリーズの別冊です。こちらは書名の通り、「ブロックメイズ」というパズルに特化した本となっています。詳しくは公式ブログの紹介ページをご覧ください。

この1冊を、5日間ぐらいでおおむね解き切りたいと思います。ただ、筆者のパズル力の都合で、難易度表示が3.0を超えるものについては飛ばして進めます

【この記事は2020年2月6日〜10日に更新していました



ノーマル問題1〜24

まずは小手調べ。このパズルは何せ前記事でも解いていたわけで、そう身構えることはない。軽く行きたい。

6番 - 「N=1」となっているのを見落として1分ほどのロス。
9番 - 隙間を縫う感じ。
12番 - 出たな消しゴム問題! 縦に往復するパターンを試す→横に往復するパターンを試す→G周辺で場合分けっぽいことをやる という順番で試行錯誤した。

ここまでが小サイズ問題。ここから中サイズ。

13番 - 壁にすりっと体を擦り付けてく猫のような……
14番 - 気持ち良かった。一見「疎」だけど「密」な感じ。
18番 - 「t」の中央マスに×を入れるの、楽しい。
21番 - Gからうにょーんと線が伸びるのが好き。
23番 - 右下の四角の通り方と、右上に入る線の本数を考える場面が良かった。

難易度も2.3以下(12番除く)なので、まだスラスラ解ける感じ。小サイズは半ば適当に線を引いたところもあった。ところで、にょろっぴぃさんはSとGの周囲が凝ってるなあ。

1〜24番の合計タイムは39分10秒で、問題別だと以下の通り(分単位、1分未満切り捨て)だった。
0-0-0-1-0
2-0-0-1-0
1-4-1-1-1
0-1-1-1-2
2-0-3-5

(2月6日 記)


ノーマル問題25〜33

続いて、中サイズの後半部分。なおノーマル問題は36番まであるが、34〜36は難易度3.0超だから、記事冒頭に書いたようにとりあえずパスする。あとで余力があれば。

25番 - 「唯一解になるには?」という考え方で解いた。
26番 - 苦労した。右下の空間にも必ず線が通るから……と考えることが突破口になった。
27番 - すごい配置。しかし解き味は地道で、じんわり解けた。
28番 - 中央のtテトロミノを通って左に進む必要があるな……と気づいて解けた。このへんから、線の通り方を大づかみに考えることが増えた。
29番 - これも広めの視点で。
30番 - 白い! 線が勝手に見えてきてあっさり解けた。爽快。
31番 - 2択のかたまりのような、そうでもないような…… 今日はこれが一番大変だった。決め手が見つからず、3回ほど薄く線を引いて答えを見つけた。
32番 - 中央タテ2列を、どの段で線を通せば良いか考えたら、スルッと。
33番 - 広さを感じさせないあっさりさ。小ループ禁とSG周りが気持ち良い。

思いのほか、いろいろな考え方を使えた。線の本数を意識し出すと、なんか高度なことをやっている感じがする。満足。

ここで巻末の「解き方のヒント」を見たところ、「最後は気合」と書いてあった。ゲーメストか。

25〜33番の合計タイムは39分50秒で、問題別だと以下の通り(分単位、1分未満切り捨て)。
(25番4
(26〜30番)6-5-3-3-2
(31〜33番)7-2-3

(2月7日 記)


変則ルール編

ブロックメイズに、ルールをプラスアルファした問題群。全4種類。

signpost


『トケタ?vol.6.1』でも解いたsignpost。各ブロックで通るマス数が不定になっている(ブロックごとに指定されている)ものだ。まずは、5×4というミニサイズが10問。

2,7,9,10番 - いきなり線を引ききった。
8番 - これだけつまずいた。見えなかった。他が20秒前後だけどこれだけ2分半。

他は、短い線を入れたり数個×を入れたりしてから一気に線を引き切った感じ。続いて11番から、中サイズのを3問。

12番 - 数字に引っ張られて勝手に手が動く感じ。ボードゲームやってて、いきなり知らないルールが出てきて、「あ、そういうルールなの? じゃあこうなるの?」みたいな。
13番 - 名は体を表す。線の通り道を大きく考えると解けて、面白かった!

toroidal


上と下、左と右がそれぞれつながっているやつ。よくある変則ルールで、分かりやすいには分かりやすい。ただ他パズルではすごく解きにくいことがある。これはどうかな。解く対象は2問。

1番 - 苦労した! 最初3分間、ほとんど固まっていた。左下ブロックの線の通り方が簡単に決まることに気づかなかった……
2番 - あっという間に解けた。これ、単なる2択じゃない? 悩む部分あるのかな? 難易度の付け方が不可解。

Snake


その名も「Snake」というパズルとの融合。短く説明するなら、2本の線が通るマスが接してはいけない……ということになるかな。説明できた気がしない。解く対象は3問。

3番 - おお、Snakeっぽい。爽快。

Masyu


これも他パズルとの融合。ニコリの「ましゅ」にある○と●が、ましゅのルールそのまま、盤面に置かれている。[ニコリ公式によるましゅの説明] 解く対象は4問。

1番 - Snakeの幻影を振り払うほうが大変だった。
2番 - ○の隣にGがあるときはどうなるの? とルール文を注意深く読んだ。左下4×4の決まり方が好き。
3番 - 「●●」や端の「○○」を見て、ましゅだ! と。解き味はなかなか苦しく、途中から丸の通り方を仮定しつつ進めていった。「丸でどちらの通り方をしてもこのブロックにnマス通るでしょ」が作意なのかなあ、と後で思った。
4番 - 右上で「唯一解になるには?」という考え方を使った。後半の展開が好き。

解いた22問の合計タイムは54分30秒で、問題別だと以下の通り(分単位、1分未満切り捨て)。
(signpost0-0-0-0-0 0-0-2-0-0 1-1-3
(toroidal)5-0
(Snake)0-0-3
(Masyu)2-7-17-8

(2月8日 記)


ボス戦

全62問中55問を解いた。ペース的に全解きもできなくはなさそうだが、今回はコンプリートにこだわらず適当に解く。とはいえ残りはいずれも手強いはず。いわばボス戦。

まずはノーマル編34番。20×16=320マスというでかい問題。難易度3.3。

34番 - 中央付近の白いエリアにどう線が通るのか、興味を惹かれる問題。まずは左上、左下、右上が少し埋まった。ここで手が止まる。地道に×を付けていく。下4段の左から6〜9列目には○(線が通ることだけが確定)が多く入り、いかにも面白いことになりそう。このあたりで右下を決め出すと、一気に決まった。おー。どんどん手が進む。気持ちいい! あとは最後まで大きくは止まらず解けた。20分10秒

緩急が楽しい問題だった。

(ここまで、2月9日 記)


さあもう1問解いて区切りにしよう。候補はtoroidalかSnake。Snakeの方がパズルとして面白い性質がありそうだし、気持ち良さそうではあった。が、ここはわずか2問しか解いていなくて、やや不完全燃焼なtoroidalを。本質的にtoroidalならではという解き筋はなさそうだが、この解きにくさとちょっと付き合ってみたいなと。レパートリーを増やしたいなというつもりで。

toroidal3番 - 難易度3.2。「どっちにしても」な解き筋を発見し、上部のPペントミノ(向き的には「q」)の通り方が決まった。これは面白い。外枠、逆側にワープできない箇所に「/」を付けるとだいぶ見やすくなってきた。なるほどこれがtoroidalのコツかも。線に矢印も書き入れて、頑張って追っていく。正統派な感じで手強かったが、なんとか解けた。18分40秒
矢印と「/」
toroidalと友達になれたかな。やや半端だけど、ここいらで解き終わりとしよう。大満足。基本的には1種類のパズルだけだったのに、全然飽きないなあ。ではまたの機会に。

(2月10日 記)




この記事は以上です。

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