豚をあやつりトリュフ収集 トラッフル・スカッフル
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データ(ネスターゲームズ公式サイトより)
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◆タイトル: Truffle Scuffle
◆人数: 2人
◆複雑さ(1〜5): 2
◆時間: 20分
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トリュフ豚を使って各色のトリュフを集めるゲーム『トラッフル・スカッフル(Truffle Scuffle)』を紹介します。
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でも、中身はキレのいいゲームです。ゲーム開始後のランダム要素・非公開情報はありません。
ゲーム内容
2人用ゲームです。
一方のプレイヤーが白の豚、もう一方が黒の豚を使います。
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一辺4の正六角形 |
この段階で先手プレイヤーを選びます。
後手は、村に隣接するタイルに、白の豚と黒の豚を1匹ずつ配置します。
手番で行うこと
手番で必ず行うのは、豚の移動。1マスだけ動かします。トリュフがあるタイルに動いたら、1個だけトリュフを獲得できます。
基本的にはこれを繰り返すだけです。
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この豚は4方向に動ける。 真下に動けば白か赤を獲得 |
ただし手番開始時に、持っている同色トリュフ4個を捨て(ゲームから除外)、自分の豚を1匹増やすことができます。
新しい豚は中央の村からスタートしますが、その手番から即動かすこともできます。
なお、豚を増やしても、1手番で動かせる豚は1匹だけです。
ゲーム終了と勝敗
基本的には、全トリュフが収集されたら終了です。
各色のトリュフについて、より多く集めたプレイヤーが1点。点数の高いプレイヤーが勝ちです。
(各色のトリュフの総数は9個or5個or1個なので、必ずどちらかのプレイヤーが点を取ります。また、全5色なので同点にはなりません)
1つ例外があります。どちらかのプレイヤーが1色9個のトリュフを独占したら、即勝利になります。
プレイ感など
プレイスタイルによりますが、1戦の時間は大体10〜15分じゃないでしょうか? でも手番数はそれなりにあります。このため、他の短時間ゲームとくらべて、かなりスピーディーさがあります。そのプレイ時間に比して、タイルのランダム配置が少しだけ面倒です。準備を時間にしたらせいぜい2分というところなんですけどね。
シンプルな各色のマジョリティ争いですが、シャープなプレイ感覚です。考えどころが分かりやすく、見た目のいかめしさも無く、多くの人に受け入れられそうな予感がします。
1つの色について注目してみましょう。最初は9個中5個以上取れば1点で、例えば3個や4個だけ取れても意味がないわけです。ところが「捨て」が発生すると残り5個なので、たった3個で多数になる。全く無駄なトリュフ獲得というのがあまりなく、よくできています。
以上、『トラッフル・スカッフル』を紹介しました。
(2019年2月11日修正) 英語タイトルを2箇所で「Traffle Scuffle」と誤っていたのを、「Truffle Scuffle」に訂正しました。
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