ライン オア カラー Line or Colour

2018年11月16日

ネスターゲームズのゲーム紹介

t f B! P L
列か色か ラインオアカラー


データ(ネスターゲームズ公式サイトより)
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◆タイトル:  Line or Colour
◆人数: 2人
◆複雑さ(1〜5): 2
◆時間: 15分
◆価格: 35ユーロ
◆ゲームデザイナー: Néstor Romeral Andrés
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名が体を表しているゲームライン オア カラー(Line or Colour)を紹介します。
なんだか、ちょっとポップな見た目ですね。とても分かりやすいゲームです! 気楽に読んでくださいね。

ゲームの進め方

2つのボードが重なり合っている

2人用ゲームです。
まず、使うボードを決めます。5×5と7×7の2種類があります。説明書には、
初心者には5x5が推奨されますが真のゲームは7x7です。
とあります。


さて、ゲーム開始。
かわりばんこに、1人が白リングを、もう1人は黒リングを置いていきます。リングはスポット(色の円)にかぶせるように。
白リングと黒リング。アクリル製でキレイ
スポット(色の円)にかぶせて置く

5×5ボードで遊ぶ場合、自分のリングで……

一直線に4個以上連続並べる(縦・横・斜め)
1色のスポットを4個取る

どちらかで勝ちです!


黒が斜めに4個並べて勝ち
白が青スポットを4個取って勝ち

まさに「ラインか、カラーか」なわけです。

7×7ボードなら、勝利条件が「4個」ではなく「5個」になります。
ボードが埋まったら引き分け。以上です。



ルールは簡単。プレイ感は?

ルールはこのように、とても簡単。表記の時間も「15分」で、こじんまりしてますね。

しかし、5(4)目並べ+α程度、だとタカをくくっていると、おそらくすぐ負けてしまうでしょう。色勝ちは簡単に止められないからです。少し、エリアマジョリティ(各区域での多数派を争う仕組み)感があります。

「軸が1本増えた5(4)目並べ」のようには捉えられるかもしれません。その増えた1軸が遠くに影響を及ぼすというところが良いです。
筆者は、「数独」というパズルで、数字が近くにも遠くにも影響を及ぼすのを思い出しました。

今まで遊んだ経験では、詰ませた方がそのことに気づかずゲームを続けてしまうことがよくあります。そしてゲームを終えてから、「あれっ、何手も前から勝負決まってたね」となる。もしかしたら、先を見通すことが相当難しいかも。説明書には以下のような記述があります。
注意: このゲームはとても脳が やられます。
……実はめちゃくちゃ手強いのでしょうか。


バリアントルール

このゲームにはスポットを上書きするための色コマが付いてきますので、バリアントルール(変形ルール)でスポットの配置をアレンジすることもできます。下の写真は変則配置の例。テストプレイしてないので、ちゃんと面白いかどうかは分かりませんよ。
一部だけ上書きした例
全部を上書きした例
この盤面を並べている中で、別のバリアントルールをひとつ思いつきましたので、やってみて楽しければまた書いてみます。




以上、『ライン オア カラー(Line or colour)』の紹介でした。


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このゲームはネスターゲームズ(nestorgames)の作品の1つです。ネスターゲームズについてご存知ない方は、こちらの紹介記事をどうぞ!

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