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◆タイトル: Conhex
◆人数: 2人
◆複雑さ(1〜5): 2
◆時間: 30分
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『コンヘックス(Conhex)』を紹介します。
人気ゲームです! 筆者はTwitterなどでネスターゲームズ作品の感想を(こっそり)読んでいますが、恐らく一番「誰でも楽しめるゲーム」なのではないか、という印象を持っています。どちらかと言えば、堅実に面白いゲームだと思います。
どういうゲームか一言で言えば、「2段構えの陣取りゲーム」という感じです。……よく分からないですよね。詳しく紹介してみます。
2人用ゲームです。
1人が赤プレイヤー、もう1人が黄プレイヤーとなり、赤が先手です。
まずボードを見てみましょう。
外枠が2辺ずつ赤色と黄色に塗られています。中は、白い線でいくつかのマス(区画)に分けられていますね。そして、マスの周りには穴(白い円)があります。
3つの穴だけに囲まれたマスもあれば、6つもの穴に囲まれたマスもありますね。
ボードを空っぽにしてゲーム開始。
手番には、穴に自分のペグを1つ置きます。
ペグを置いた結果、あるマスの周囲の穴のうち半分以上に、先にペグを配置したら、そのマスを占領します。
占領した証として、長方形の板を置きましょう。
例えば。
板を置くことに手番は消費しません。また、1つのペグにより、同時に複数のマスを占領することもあります。
占領したマスで、外枠にある自分の色の辺から辺までひとつながりになれば、勝ちです。
引き分けにはなりえません。
なお、黄プレイヤーは最初の手番で、「自分の色を赤に変更する」権利があります(「スワップ・オプション」。ヤバラスの記事で説明した「パイルール」と同じもの)。先手有利を防止するためのルールです。
※エリアマジョリティ……各地域でコマ数の多寡を競うゲームの総称(定義に多少の幅がある)。『エルグランデ』『王と枢機卿』『ベガス』など。
どちらかと言えば、エリアマジョリティ要素の方が色濃い気がします。「あちらにも置きたい、こちらにも置きたい」の分かりやすいジレンマがあり、すぐに面白さと悩ましさが味わえます。
シビアさもなかなかあり、1手の遅れからずっと防戦一方になってしまうことも。気付いた時には勝ち目がなくなっていた、ということも結構起きます。でも、上達もしやすいのではないかと。ゲームが短めなこともあり、負けた方が「もう1回!」と言いたくなると思いますよ。
普段アブストラクトゲームを遊ばない方にも評判が良いようです。ルールも簡単ですしね。Twitterなどでも比較的感想を見かけることができるゲームですので、購入検討中の方は「コンヘックス」で検索してみてはどうでしょうか?
以上、『コンヘックス(Conhex)』の紹介でした。
人気ゲームです! 筆者はTwitterなどでネスターゲームズ作品の感想を(こっそり)読んでいますが、恐らく一番「誰でも楽しめるゲーム」なのではないか、という印象を持っています。どちらかと言えば、堅実に面白いゲームだと思います。
どういうゲームか一言で言えば、「2段構えの陣取りゲーム」という感じです。……よく分からないですよね。詳しく紹介してみます。
おすすめアイテム
内容説明の前にこちらを。
コンヘックスでは「ペグ」という小さい円柱のコンポーネントを使います。ペグはどうしても転がりやすく、紛失が恐いです。
そこで、小皿のような入れ物を2つ用意することをおすすめします。筆者はおしぼり置きを使用しています。
コンヘックスでは「ペグ」という小さい円柱のコンポーネントを使います。ペグはどうしても転がりやすく、紛失が恐いです。
そこで、小皿のような入れ物を2つ用意することをおすすめします。筆者はおしぼり置きを使用しています。
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コットンケースに収まる |
ゲーム内容
ではルール説明を。2人用ゲームです。
1人が赤プレイヤー、もう1人が黄プレイヤーとなり、赤が先手です。
まずボードを見てみましょう。
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3つの穴だけに囲まれたマスもあれば、6つもの穴に囲まれたマスもありますね。
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マスによって穴の数が異なる |
ボードを空っぽにしてゲーム開始。
手番には、穴に自分のペグを1つ置きます。
ペグを置いた結果、あるマスの周囲の穴のうち半分以上に、先にペグを配置したら、そのマスを占領します。
占領した証として、長方形の板を置きましょう。
例えば。
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3つの穴のうち2つにペグを置いた。占領 |
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6つの穴のうち3つにペグを置いた。占領 |
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相手が占領済みのマスは、もう占領できない |
板を置くことに手番は消費しません。また、1つのペグにより、同時に複数のマスを占領することもあります。
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同時獲得 |
占領したマスで、外枠にある自分の色の辺から辺までひとつながりになれば、勝ちです。
引き分けにはなりえません。
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赤は👇で示した穴にペグを置けば、 2マス同時に占領して勝利 |
なお、黄プレイヤーは最初の手番で、「自分の色を赤に変更する」権利があります(「スワップ・オプション」。ヤバラスの記事で説明した「パイルール」と同じもの)。先手有利を防止するためのルールです。
面白さなど
『ヘックス HEX』や『ツイクスト』のような対辺接続ゲームに、エリアマジョリティ要素が組み合わさっています。※エリアマジョリティ……各地域でコマ数の多寡を競うゲームの総称(定義に多少の幅がある)。『エルグランデ』『王と枢機卿』『ベガス』など。
どちらかと言えば、エリアマジョリティ要素の方が色濃い気がします。「あちらにも置きたい、こちらにも置きたい」の分かりやすいジレンマがあり、すぐに面白さと悩ましさが味わえます。
シビアさもなかなかあり、1手の遅れからずっと防戦一方になってしまうことも。気付いた時には勝ち目がなくなっていた、ということも結構起きます。でも、上達もしやすいのではないかと。ゲームが短めなこともあり、負けた方が「もう1回!」と言いたくなると思いますよ。
普段アブストラクトゲームを遊ばない方にも評判が良いようです。ルールも簡単ですしね。Twitterなどでも比較的感想を見かけることができるゲームですので、購入検討中の方は「コンヘックス」で検索してみてはどうでしょうか?
以上、『コンヘックス(Conhex)』の紹介でした。
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