ブラックホール Black Hole

2020年5月26日

ネスターゲームズのゲーム紹介

t f B! P L
空きスペース巡る攻防 ブラックホール




データネスターゲームズ公式サイトより)
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◆タイトル: Black Hole
◆人数: 2人
◆複雑さ(1〜5): 2
◆時間: 10分
◆価格: 29ユーロ
◆ゲームデザイナー: Wal Joris
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シンプルな数字配置ゲームBlack Hole(ブラックホール)を紹介します。1個だけできるブラックホールの位置を巡って争います。

上記の「複雑さ」は2となっていますが、限りなく1に近いゲームだと思います。つまり、とても単純です。さらっと紹介します。

ルール説明

バリアントルール(変形ルール)もありますが、まず基本ルールについて記します。

2人用ゲームです。1人が赤、1人が青のタイルを全て手元に置きます。タイルは常にオモテ向き(数字の書いてある方を上)にします。
数字は各色1〜10

赤が先手です。かわりばんこに、手元のタイルを1枚、ボードの空きスペースに置きます。両者とも、最初の手番には1を、次の手番には2を……と小さい数字から順に置いていきます。
赤1→青1→赤2→青2→……と進行

両プレイヤーが10まで置き終わるとゲーム終了です。

空きスペースが1カ所残っているはずです。色ごとに、空きスペースに隣接するタイルの数字を合計します。合計値が小さい方が勝ちです。同数値の場合の規定は特にないようです。
赤11、青19。
赤の勝ち

基本ルールのプレイ感など

とにかく分かりやすいルールで、すぐにゲームを始められます。形勢はあるのですが、奥の深さはそれなりかなあと思います。

多分、他ゲームの間の時間調整に遊ぶとか、バーで飲みながら遊ぶとか、そのぐらいの遊び方が似合っているんじゃないでしょうか。いや足し算はするから、飲みながらは無理かな…… まあそういう気軽なゲームです。いろいろなことを考える必要がないので。必ず計20手で終わるのは、小規模ゲームとしては良いところですね。

小さいゲーム、単純なゲームでありながら、価格は他のネスターゲームズ作品と同程度です。他のものをいくつか揃えてから購入検討するゲームかなあ、という気はします。

バリアントルール

さて、バリアントルールが2つあります。プレイ感覚とともに紹介します。

バリアント1.
タイルを(小さい順でなく)好きな順番で配置します。
手が広がるため「方針」を考える必要が増します。2人の方針が分かれれば楽しいと思います。何回も遊んでいろいろ試した方が、味が出るかも知れません。

バリアント2.
最初に自分のタイルを裏返して混ぜます。手番には、ランダムに引いたタイルを配置します。
負けても言い訳がききますね。これって、小さいゲームには大事なことだと思います。10までしかないから、あと何の数字が出ていないか探すのも、そんなに大変ではありません。




以上、『Black Hole(ブラックホール)』の紹介でした。


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このゲームはネスターゲームズ(nestorgames)の作品の1つです。ネスターゲームズについてご存知ない方は、こちらの紹介記事をどうぞ!

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